さて30社以上に応募をし続け、やっと一社から仕事のオファーを頂き
そしていざ面接へ!

行き慣れない場所に行くのは時間もかかるし、探す時間もかかる。
ましてや初出勤なので、早めに着いておこう。
そう思い、バスのルートや時間を念入りに調べ、家を出ました。
ここは英国の田舎町。
私が乗りたいバスは30分に1本。これを逃すと完全に遅刻することになるので
絶対乗り過ごせません。
ところが待っても待ってもバスは来ない。
渋滞に引っかかっているのか、とにかく来ない。
車の通行量もけっこう多かったので、渋滞していると思いました。
するとここで思わぬミスに気付きます。
私が向かう方角とは逆の方でバスを待っていたことに。

このバス停には私の他にひとり若い女性が待っていたので
思い切ってこの女性に聞いてみました。
「すみません、〇〇に行くにはこっちで良いんですよね?」
「いえ、〇〇行きはあっちですよ。向かい」
つまり北に向かうバスに乗るのに、南に向かうバス停で待ってたんです。
もうここで気持ちは撃沈。

慌てて向かいの道に行こうと、道路を渡ろうとすると、すごい車の通行量で渡れない。
するとそこへ私が乗るはずのバスもやってきて、すごい量の車の流れに乗って
行ってしまいました。
あ~もうアウトだ。
もうこうなると、焦りもあったけれど、もう何も考えずにとりあえず向かいの道路に渡り
またバスを待ちました。
私が乗るバスは30分おきにしか来ないので、あのバスに乗れなかったということは
もう完全に遅刻です。
せっかく連絡が来たのに、完全にアウトだ。
でもまぁダメ元で会社までとりあえず行こう。
そう思い、次に来たバスに乗り、会社まで向かいました。
そしてバスの中で、遅刻する旨を伝えようとマネジャーに連絡しようとすると
タイミング良くマネジャーの方から連絡が来ました。
「えっと、今日来れそうですか」と聞かれ、遅刻する旨を伝えると
「大丈夫ですよ、着いたらまた連絡ください」と仰って頂き。。
そういったハプニングの中、ようやく会社に到着することができました。
初出勤で15分の遅刻(-_-;